シドニーでお花見と言えば、こちらの初夏の風物詩ジャカランダです。
日本とは季節が真逆のここシドニーはいまが初夏。今の季節は気温が35度を超えたかと思うと、次の日は22度までしか上がらなかったりとなかなか不安定なことも多いです。
さて、日本で花見と言えば初春の「梅」や春の「桜」となりますが、ここシドニーでは何と言っても「ジャカランダ Jacaranda」が初夏の風物詩となっています。
オーストラリアでは日本のように、特に花を見ながら宴会をするといった習慣はありません。恐らく普段から公園に集まって、バーベキューやらパーティーなどを楽しんでいるからでしょう。
初夏の風物詩である、ジャカランダはオーストラリア人にとってはそれ程珍しいものでもなく毎年至ることろで目にする、ごく普通の風景なのかも知れません。
ですが北半球からきた人たちにとっては、この紫色の花を一杯咲かせた大木の並ぶさまはかなり魅力的に映ります。
アジアからの移民が増えてきた昨今、このジャカランダをみられるスポットは結構な人出で賑わっています。
まずシドニーでの花見のお薦めスポットと言えばこちらのMilson Park
こちらはストリートがほぼジャカランダの木で埋まっているので圧巻です。週末には大渋滞が起こるほどです。
そしてなぜか異常に背の高いパームツリーが林立しています。
そしてそのついでに少し足を延ばした所にあるのが、Bradfield Park
ハーバーブリッジの北側の付け根に当たる場所で、ここからの見るシドニーの景色は絶景です。広い公園になっているのでボール遊びや散歩にデートに最適です。電車のMilsons Point駅からも歩いてすぐなのでアクセスも良いです。
あと2週間もすればこのジャカランダのシーズンが終わって、いよいよ本格的な真夏日がやって来ます。今年は特に山火事が多く水不足も深刻ですが、無事に乗り切って行きたいところです。