美味しいコーヒーを飲みたければ、まずは何と言っても豆と焙煎にこだわろう。
以前エスプレッソコーヒーの味を決めるのは・・という記事を書きましたが、エスプレッソと言うのは、実は数あるコーヒーの抽出方法の一つにすぎません。
ここオーストラリアでは店で飲むコーヒーと言うと、エスプレッソマシーンで抽出するのが基本だと言えますが、各家庭で飲む場合はその抽出方法や飲み方はさまざまです。
一般的には
ドリップコーヒー
フレンチプレス
ネスプレッソ
バッグコーヒー
インスタント などがありますね。
エスプレッソコーヒーの味を決めるのは、豆・焙煎・グラインド・タンピング・抽出の5つであると書きました。エスプレッソ以外の抽出方法で飲む場合、特にドリップフレンチプレスで抽出する場合に、最も重要になってくるのは言うまでもなく豆と焙煎です。そして抽出方法に合わせたグラインディング(挽き具合)となります。
強引に魚に例えてみると、種類と鮮度に当たります。魚の種類によって脂の乗りや味の特徴が変わりますし、その鮮度もまた重要です。逆にその二つが良ければ、大体どのように調理しても美味しくなるものです。
コーヒーにも全く同じことが言えます。豆と焙煎にとことん、こだわってみると微妙な味の違いや奥行きの深さを感じることが出来るはずです。そしてその中から好みの1杯も見つかるものです。
とは言え、コーヒーは嗜好品でありその日の気分や健康状態、そして時間帯によってまた飲みたくなる味や種類も異なってくるのが普通です。
私も個人的には、同じエスプレッソでも朝はミルクの入った物を飲んだりしますが、ランチの後は必ずLong Black (ブラックコーヒー)を飲みたくなります。また家で飲む場合は、ドリップコーヒーの方が落ち着きますが面倒な時は、バッグコーヒーやインスタントで済ませる場合もあります。
気まぐれな性格なので、常にいくつかの選択肢を用意をしておかないと落ち着かないのです。
日本に帰国すると最初の数日間は、エスプレッソコーヒーが飲みたくて寂しい思いをするのですが、数日もすると逆に日本に入っている豆の品質の高さと焙煎技術の高さに驚かされることもあります。
日本には美味しいカフェは沢山ありますが、自宅で本当に美味しいコーヒーを自分で入れて飲んでみたい方は以下のお店をお勧めします。
特にROKUMEIコーヒーは産地だけなく農園まで限定しているSingle Originはお勧めです。微妙な味の違いを飲み比べてみるのは楽しいものですね。
青海珈琲のオリジナルブレンドも、コクが深く酸味が少なめで私好みの味でした。
私も全て試したわけではないので、良ければお試し頂いてぜひ感想を教えてください。