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シドニーでカフェを選ぶ時のポイントは次の5点!

シドニーには様々な場所で、様々な形態で数多くのカフェがしのぎを削っています。

 

1.コーヒーの味で勝負の持ち帰り専門カフェ。

2.朝食、昼食と食事も充実させたカフェ。

3.食事は殆どなくても、スイーツを充実させたカフェ。

4.オリジナルの創作ドリンクが売りの大手チェーンカフェ。

5.ドーナツやマフィンの専門店にコーヒーを併設したカフェ。

6.マシーンをおいてセルフサービスの格安コンビ二カフェ。

 

どのスタイルも一長一短があり、一概にどれが一番良いのかというのは言い切れません。

 

朝一番のコーヒーはやっぱり本格的な美味しいコーヒーを飲みたいですし、美味しい食事の後も1杯のコーヒーが欲しくなります。歩き疲れた午後は、スイーツと一緒にコーヒーも合うものです。車の運転中に立ち寄ったコンビニで飲む1杯のコーヒーも、緊張と疲れをほぐしてくれるものです。

 

要するに自分の状況に応じて、飲むコーヒーの種類やスタイルを変えればよいのです。

 

ですが、せっかく飲むなら少しでも美味しいコーヒーを飲みたいとは思いませんか?

 

 

私が思う美味しいコーヒーを見つけるための、基本的なポイントは以下の5点です。

 

 

 

その1    使っているロースターで選ぶ。

ロースターとは焙煎業者の事で、豆の輸入からブレンドと焙煎を行っています。そしてそのロースターごとに豆のブレンドや焙煎具合が異なりそれぞれに、コーヒーの味と風味に特徴があります。まずその店のコーヒーのベースの味を決める重要なポイントになります。

以前はLavazza、Vittoriaなどの老舗大手メーカが殆どでしたが、近年はCampos、Toby's Estate,、Mecca、Coffee Alchemy、De Luccなど新興のロースターが勢いを伸ばしています。それぞれに明確な違いがありますので、好みのロースターを探してみるのも楽しいものです。

 

 

その2    愛想の良いバリスタのいるお店を選ぶ。

これは一番重要かもしれません。ムスッとした人の作ったコーヒーは飲む前からいかにも不味そうです。笑顔で作って笑顔で受け取って飲むコーヒーはそれだけで美味しく感じるものです。

 

 

その3   専任のバリスタのいる店を選ぶ。

やはり同じ味を安定して出せるのがバリスタです。バリスタは常にコーヒーマシンの前にいて、いつでもすぐに注文に応じて作れるようにしておくべきです。専任のバリスタがおらず、オーナーや別のアルバイトが兼任でやっているようなお店のコーヒーは安定しないでしょう。1杯だけなら美味しく作れても、常に同じ味をキープすることは難しいものです。

 

 

その4   清潔なお店を選ぶ。

これは当たり前のことですね。書くまでも無いことですが、飲食店の基本中の基本です。ただ、カフェの場合はマシーン回り、グラインダー回り、カップ置き場の周りをよく観察してください。こまめに清掃していないと、その辺りにコーヒー粉が散乱していたり、濡れていたりするので一目瞭然です。きちんと清掃の出来ないバリスタの作るコーヒーに味は期待できません。

 

 

その5   豆の管理が出来ている店を選ぶ。

 

グラインダーのホッパーには豆がある程度入っている状態で、グラインドすると適量分挽かれるようになっています。営業時間終了間際なら分かりますが、それ以外でスカスカなのはバリスタがちゃんと豆の管理をしていないという事になります。なのでそう言うバリスタの作るコーヒーも雑になりがちです。

 

 

なじみのカフェに通って、バリスタに名前と好みのコーヒーを覚えてもらえればもうすっかり通です。コーヒー談議に花を咲かせたりするのも楽しいものです。