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シドニーのカフェで働きたい人必見! どんな仕事をしているのか?どんなスキルが必要なのか?

前回はいきなり、シドニーでカフェを開業などとちょっと話が飛びすぎた感がありました。

 

いずれはカフェを開業してみたいという思いを持っている人も、まずは実際のカフェの仕事がどんな感じなのか知っておいた方が良いですよね。

 

 

当然カフェと言ってもいろんな形があり、一括りですべてを網羅することは不可能です(私も全部知っているわけではありませんし)が、うちの店を例にとってQ&A方式で説明していきたいと思います。

 

 

Q-実際にはどういった仕事がありますか?

Aーコーヒーとドリンク担当のバリスタ。そしてサンドイッチバーのスタッフ。プリメイドのサンドイッチを作ったり、お客さんの注文を受けたりテーブルサービスもします。またケータリングがある場合注文の時間に合わせて準備をします。シェフはキッチンにて朝食、昼食などの料理を作ります。

 

 

Qーそれぞれの具体的な仕事内容は?

Aーバリスタは、ヘッドバリスタと、アシスタントがいます。ヘッドバリスタは、コーヒーの味を安定させたり、マシーンやグラインダーの微調整、そしてコーヒー豆やミルク、その他関連商品の在庫を管理しながら、サプライヤーへの注文なども担当します。

そして基本的に一人がエスプレッソショットを集中して作り、一方がミルクを集中して作ります。時には20人以上ものお客さんが並んでいる中で、お客さんの注文通りに正確に素早く作らないといけない場合もあります。そして営業終了時にはマシーンの完璧な掃除もこなします。

 

Aーサンドイッチバーのスタッフは、朝一番から配達されたパンや、野菜類を使ってプリメイドのサンドイッチを作りながら、サラダバーの準備や、ケータリングがある場合は配達の時間から逆算して、内容に応じて作り始めます。そしてお客さんにはランチのスペシャルメニューの紹介やお薦めなどの説明。

 

Aーシェフは、キッチンの火を起こして朝食の準備とサンドイッチバーで使うチキンやローストベジタブルの調理。そしてランチスペシャルの構想と準備。キッチンやサンドイッチバーは食べ物に直接触れる場合があるので、衛生管理を徹底します。

 

 

 

Q-それぞれの仕事にどういったスキルが必要か?

 

Aーバリスタには、カフェの顔としてお客さんとやり取りしますので、まずコミュニケーションの取れる英語力と表現力。ですが完璧な英語を話さなくても、楽しくお客さんと会話を楽しむバリスタは沢山います。不愛想なバリスタはそれだけでお客さんを遠ざけます。次にプレッシャーに負けない強い精神力。性格的にはむしろ楽観的で陽気な人が向いていると思います。技術的な部分はやはり経験と慣れが必要なので、最初は小さなそれ程忙しくないカフェで徐々に覚えていくのが良いと思います。

 

B-サンドイッチバースタッフの仕事も、お客さんと直接やり取りしますので、まずはコミュニケーションと注文をしっかり理解できる英語力が必要です。そしてパンの種類、入れる具材、入れる手順、ソースの種類など覚えることが多いので、きっちりとメモを取るなり正確に作業をすることのできる人が望ましいです。またサンドイッチやラップと作る際に細かい作業が多いので、手先の器用さもあると良いです。

 

C-これはシェフだけに限らないですが、特に必要なスキルはマルチタスキングです。特に忙しい時間帯に、異なる何種類もの注文が入った場合に同時に作業に入って、いかに無駄なく早く仕上げるかはシェフの能力次第です。あと衛生管理がきちっと出来る人でないと飲食関係の仕事はまず無理だと言えます。シェフの仕事は、いくら能力があったとしても全くの未経験者がいきなり出来る仕事ではないので、料理学校等で習ってから始める必要があります。

 

そして、マネージャー、オーナーの仕事として全体のオペレーションの管理と売り上げ管理などです。

 

もしも質問など聞きたいことがありましたら、コメント欄にてお知らせください。