オーストラリアでカフェを始めるのは簡単?
オーストラリアで「取りあえず」、全くの未経験者でもカフェをオープンさせることは意外と簡単です。早ければ1月以内にでも開業可能です。
日本だと未経験者がこんな短期間でカフェを開業することは、どう考えても難しいと思いませんか?
理由は、オーストラリアでは個人商店から、大きな工場や製造業、牧場など様々なビジネスが売買されているからです。
条件を入れてカフェを探せばすぐにでも、売りに出しているカフェが見つかります。道具も全て揃ったまま、売り出しているカフェも見つかります。
ですが「取りあえず」と書いたものの、まずは最低以下の条件だけは必要となります。
1.開業資金 これは規模の大小によって大きく変わりますが、そのカフェビジネスの売り値段。さらに契約時に必要となる弁護士費用、州政府に支払う印紙税、テナントとして入るビルやショッピングセンターに支払う、3か月から6か月程度の保証金、保険料など。
2.ビジネスとしての登録。とは言っても会社形態である必要はなく、個人事業者でもほとんど問題ありません。これはショッピングセンターやビルのオーナーの判断次第にはなりますが。
3.仕事のできるビザを持っていること。
ビザがなければ違法になってしまいますので当然のことですね。ちなみに学生ビザなら週に20時間まで、ワーキングホリデービザなら、同じ雇用者の下では最大3か月までしか仕事が出来ませんので注意が必要です。
まあ最初の投資金はそれなりに必要になりますが、アルバイトの面接に行く事+α程度の労力で開業することが出来るのです。経験不問(経験者を雇えば済むこと)、英語力不問(同じく使える人を雇えば済むこと)
どうです? 本当に簡単だと思いませんか?
ですが、こういう風に簡単に「取りあえず」カフェを開業することは絶対にお薦め出来ません。
なぜなら、90%以上の確率で潰れてしまうからです。これは本当です。
☝ これを書かずに放っておいたら、こんなに簡単ならと「取りあえず」開業してしまった人が出てしまったら大変な事になっていたところでした。
宝くじに確実に当たるという位の強運の持ち主であれば、「取りあえず」買ってみたカフェでも大成功を収めることが出来るかも知れませんが、かなり確率は低いですね。
ではなぜ、失敗してしまうのか?失敗の確率を減らすコツなどを次回に書いてみたいと思います。。