カフェにやってくる困った人たち パート1コーヒー編
カフェを経営していると、なかなか自分たちの常識とかけ離れた常識を持っている人たちに遭遇することも良くあります。
うちのカフェはオフィスビル内にあるので、ビルの中に入っている企業や、州政府関係の部署で働いている人たちや、そこに訪ねてくる人たち、近隣の工事現場で働く人たちが主なお客さんです。
ビルの中に入ってこないといけないので、道を歩いていてたまたまというお客さんはあまり多くありません。
これは良い面と悪い面の両面があります。
まず良い面は、ほとんどがビジネスマンなので基本的にマナーも良い。
悪い面は、たまたま入ってくる新規顧客が増えにくい。
では、実際に遭遇した(不)愉快なお客さんを見ていきましょう。(順不同)
1.ほかの店で買ってきた食べ物や飲み物を持ち込む。そのままゴミは放置。
2.数人で来て飲み物を一つだけ注文して、あとは持参の飲み物と食べ物を広げて堂々と食べる。しかも人数分の水を持ってくるように要求。
3.コーヒーを注文してから、そのまま外でタバコ休憩とお喋りタイム。名前を呼んでも行方不明。ようやく戻って来たと思えば、コーヒーが冷めているので作り直せと要求。
4.マイカップを持ち込む場合は、基本的に20セントを割り引いているが、あるお客さんのマイカップはちょっとした花瓶と言えるサイズの巨大カップ。ナミナミと入れるように要求する割には、追加料金は払わず割引価格を要求。(もちろん拒否です。)
5.1つだけある客席のコンセントに2mくらいの延長コードで、自分のパソコンをつないで長居。周りを通る人がコードを引っ掛けないかヒヤヒヤしたが、本人全く気にせず。
6.マイカップ持参は良いが、いつも飲みかけが残っていたりかなり汚い。そしてそのまま出してスタッフに洗うよう要求。暇な時ならまだしも朝の一番忙しい時間で後ろに人が並んでいてもお構いなし。
ビジネスビルの中のお客さんたちだけでも、これだけあるのですからショッピングセンターとかのカフェなら、もっとユニークなお客さんにも遭遇できることでしょう。
次は、同じカフェの中でもフード関係のお話をしたいと思います。