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シドニーでコーヒーを注文してみる

オーストラリアは、現在でも英国連邦王国のうちの一国なので、一番偉い人は英国のエリザベス女王なのです。なのでイメージとしては紅茶が好まれているように思われるかもしれませんが、イタリア系の移民によって広まったコーヒー文化の方が圧倒的に人気があります。

 

そして抽出方法はまずほとんどが、エスプレッソマシーンを使います。コーヒーと言えば、まずは1杯のエスプレッソショットを抽出することから始まります。

 

シドニーでは街を歩けばあらゆるところにカフェがあります。

 

ではカフェに入って実際にコーヒーを注文してみましょう!

 

店によって多少の順序の違いはあるかもしれませんが、うちの店では大体以下の手順で注文は進みます。

 

1.店内で飲むのか持ち帰りか? Dine in or take away?

持ち帰りの場合は「テイクアウェイ」となり、「テイクアウト」とは言いませんが、アメリカ風に「To Go」と言っても通じますよ。

 

2.基本のコーヒーの種類 (これだけ分かればほぼ完璧です)What kind of coffee would you like?

 

- Espresso  エスプレッソ 

基本中の基本のショット 25-30ml

 

- Ristretto  リストレット   

エスプレッソと抽出する際の最初の15-20mlのみ。苦みがエスプレッソより少なめ。

 

- Macchiato マキアート   

エスプレッソにスプーン一杯のミルクをかけたもの。

 

- Long Macchiato  ロングマキアート 

60ml程度のお湯にエスプレッソを2ショットいれて、ふわふわミルクを軽くかけたもの

 

- Piccolo Latte ピッコロラッテ

ピッコロとはイタリア語で小さいという意味です。エスプレッソもしくはリストレットにミルクとその上にミルクの泡を乗せたもの。

 

- Flat White フラットホワイト

エスプレッソにミルクを混ぜたもの。そして上の泡の厚さは5㎜程度。150mlのコーヒーカップを使います。

 

- Caffe Latte カフェラッテ 通称ラッテ

エスプレッソにミルクを混ぜたもの。そして上の泡の厚さは1㎝程度。220mlのグラスを使います。

 

- Cappuccino カプチーノ

エスプレッソにミルクを混ぜたもの。そして泡の厚さは1,5㎝程度と一番厚くて、上にココアパウダーを振りかけます。150mlのコーヒーカップを使います。

 

- Mocha モカ

スプーン一杯のチョコレートパウダーを入れてから、エスプレッソにミルクを混ぜたもの。泡の厚みは約1㎝程度。220mlのグラスを使います。

 

- Long Black ロングブラック 

150mlのコーヒーカップを使い、まず3分の2程度のお湯を入れた上にダブルでリストレットもしくはエスプレッソを入れます。

 

3.サイズの選択 What size would you like?

多くの店では通常サイズかラージサイズの設定が多いようです。

店内で飲む場合、ラージサイズはマグでと言います。

 

4.支払いの選択 Cash or card?

現金もしくはカード払いとなりますが、うちのカフェの場合は7割がカード払いです。多くの店ではカード払いの場合、種類によって1.5%から3.5%程度のサーチャージ(追加料金)を掛けたり、最低使用金額が20ドル以上の設定だったりするので注意が必要です。

100ドル以内であれば、カードもしくはスマホをマシーンにかざすだけで、1秒で清算は完了します。

 

ですが、本当に自分好みのコーヒーを飲みたいのであれば、実際には2番と3番の間でさまざまな自分好みにカスタマイズをしてみます。

 

その1

濃さが選べる。薄めにしたり追加でショットを増やしたりもできます。

その2

ミルクの種類が選べる。通常のミルクのほかに、低脂肪、乳糖なし、豆乳(2種類)、アーモンドミルクなど。

その3

フレーバーシロップなどで香りを付けることが出来る。バニラ、アーモンドなど。

その4

ミルクのスチーム温度を変えることが出来る。香りが飛んでしまうのでお勧めできないですが、高くして欲しいという人もいます。

 

シドニーのちゃんとしたカフェであれば、上記のことは殆ど問題なくやってくれると思います。

 

ちなみに私のカフェでは、子供向けにBaby Chinoベイビーチーノ と言ってフワフワの泡のミルクのドリンクも出しています。しかもほかの注文と一緒であれば無料です。

 

ぜひ色々と試して自分好みの味を見つけてみてください。