シドニーの新しい電車は無人運転。まだまだ拡張して行きます。
6歳の息子は、乗り物が好きで特に電車とバスが大好きなので日曜日には公共の交通機関を使って、行き当たりばったりの小旅行をすることが多いのです。
当然そんな息子の将来の夢は、電車かバスの運転手になるという事なります。
息子の夢をぶち壊すようで申し訳ないのですが、時代は電動化、無人化に突き進んでいくことは間違いなく息子が成人になるころには、おそらくバスの運転手、電車の運転手と言った職業は、殆どなくなっているだろうと思われます。
今年の5月に開通した(まだ全計画の一部分のみ)シドニーメトロですが、完全な無人運転となっています。車内の案内パネルには、行先までの所要時間と現在位置の表示などハイテク感満載です。
従来のシドニーの列車は、州をまたいで運航している超長距離列車を除けば、全てがダブルデッカー(2階建て)なのですが、このシドニーメトロは日本の電車のように横並びの席のみとなります。大量の沿線沿いの通勤客を見込んでの事だろうと思いますが、それでも、時間帯によっては日本の通勤ラッシュに近い混雑ぶりになることもあります。
恐ろしい勢いで人口増加の進むシドニーで、常に後手に回っていたインフラ整備もここ数年でようやく進んできたようです。
このシドニーメトロもまだ開通したのはほんの一部で、これからまだまだ延伸していく計画があります。