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シドニーでカフェを経営しています。

初めまして。つよしと申します。2015年よりシドニーでカフェを経営しています。

 

カフェの経営を始めたのは最近ですが、シドニーに来たのは1997年なのでもう20年以上も滞在していることになります。

 

まずは初回なので、簡単にシドニーに来るまでの経緯を書いてみたいと思います。

 

シドニーに来る前は香港に5年、そしてその前にはシンガポールに1年半ほど旅行会社の駐在員として滞在していました。学生時代から海外志向が強く、就職活動時に探していた会社は「即海外駐在が出来る会社」というあまりにもフザケタ条件だったのですが、幸い稀にみる売り手市場であったがために何とか無事に入社できました。

 

希望通り入社後すぐにシンガポール支店の駐在員として働くことが出来ました。赴任後は最初の3か月は1日も休みなしで、今で言うところのかなりのブラックな仕事環境で激務ではありましたが、希望通りの海外赴任で若かったこともありそれなりに楽しく仕事をしていました。

 

ビザの関係でたったの1年半程度で、次は香港に転勤となりました。ここでも相変わらずの激務ではありましたが、内勤が増えたのと責任を伴う業務が増えたので、肉体的にというより精神的な負担の方が増えました。とは言え香港は、おいしい食べ物には事欠きません。毎日同僚や後輩たちと仕事の後に、何を食べに行くかを考えるのが楽しみでした。

 

仕事にも慣れて、生活パターンもすっかり香港人のペースに馴染んできた5年後に次はシドニー支店への転勤命令が下されました。

 

そしていよいよ1997年の4月16日にシドニーにやって来たのです。

 

着いた日の事はまだハッキリと覚えています。早朝に到着して最初のランチはどこのレストランで何を食べたかまで思い出すことが出来ます。ゲートを出た時の、緊張と興奮と期待の入り混じった感覚も覚えています。

 

あれから22年も滞在して、家庭を持ってましてやカフェを経営するという事は全く予想することは出来なかったですね。でも色々な分岐点を枝分かれして、たどり着いた現時点がカフェの経営とは何とも不思議な感じがします。

 

またこれからこのブログで、この22年間を思い出しながら印象深い出来事、そして現在進行形の話などを書いて行きたいと思います。